C・ロナウド、ドログバ、アグエロをも超える得点ペース リヴァプールの快速アタッカーにメディアも大興奮

リヴァプールで大暴れのサラー photo/Getty Images

クリスマス時点で15得点

チェルシーで活躍したFWディディエ・ドログバ、マンチェスター・ユナイテッドで成長した現レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウド、マンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロをも超えるペースで得点を量産している選手がリヴァプールにいる。

英『Liverpool Echo』はFWモハメド・サラーの快進撃に大興奮だ。サラーはここまでリーグ戦15得点を記録しており、トッテナムFWハリー・ケインと並んで得点ランク首位だ。過去にチェルシーの選手としてプレミアリーグの環境を経験しているとはいえ、今夏加入したサラーがここまで暴れると予想した者は多くなかったはずだ。

何より注目すべきは、まだクリスマスの時期ということだ。クリスマスを迎えた時点でサラーは15得点を記録しているが、過去のプレミアリーグ得点王よりも得点ペースが上なのだ。例えば31得点を記録して2007-08シーズンに得点王を獲得したクリスティアーノ・ロナウドは、クリスマス時点では11得点だった。2009-10シーズンに29得点で得点王を獲得したドログバはクリスマス時点で13得点、2014-15シーズンに26得点を記録して得点王になったアグエロはクリスマス時点で14得点だった。
もちろん、後半戦になって失速するケースもある。2012-13シーズンにはスウォンジーで活躍したFWミチュがクリスマスまでに13得点を記録したが、後半戦は数字を伸ばせず18得点でフィニッシュしたり、2008-09シーズンに19得点を挙げて得点王を獲得した元チェルシーFWニコラ・アネルカもクリスマス時点では14得点を記録していた。前半戦に比べると後半戦は明らかにペースが落ちている。

現在はアグエロ、ケイン、ロメル・ルカク、アルバロ・モラタなど優秀なストライカーが揃っているため、アネルカが記録したように19得点で得点王を獲得するのは不可能に近い。サラーは後半戦も同じように得点を重ね、30点の大台に近づかなければ個人タイトル獲得は難しいだろう。もちろん本人も得点王に執着しているわけではないだろうが、ウイングの選手でありながら驚異的なペースで得点を重ねるサラーに同メディアも驚愕している。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ