井手口陽介、来年1月にイングランドの古豪リーズ移籍へ すでにクラブ間合意か

日本代表の将来を担う逸材として期待される井手口 photo/Getty Images

移籍金は約7600万円か

J1のガンバ大阪に所属する日本代表MF井手口陽介が、今冬の移籍市場でチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドへ移籍することとなりそうだ。

現在21歳の井手口はG大阪の下部組織出身で、2014年に17歳ながらトップチームへ昇格。同年4月に行われたヤマザキナビスコ杯(現在のYBCルヴァン杯)のサガン鳥栖戦で公式戦デビューを果たした。そして2016年シーズンから徐々に出場機会を増やすと、同シーズンの終盤にはレギュラーに定着し、Jリーグベストヤングプレイヤー賞などを受賞。今季もリーグ戦30試合に出場しており、Jリーグベストイレブンに選ばれていた。

一方、代表では日本代表の各年代でプレイし、昨夏に行われたリオ五輪にも参加していた。今年6月からはA代表に選ばれており、8月に行われたロシアW杯・アジア最終予選のオーストラリア戦では本大会出場を決定づける貴重なゴールを挙げた。現在は国内組のみが招集された日本代表の一員として、東アジアの頂点を決める『EAFF E-1サッカー選手権 決勝大会(東アジア選手権)』へ参加している。初戦の北朝鮮戦では、後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを決め、チームを勝利へ導いていた。
そんな日本の将来を担う逸材として期待される井手口に、イングランドで3度のリーグ制覇を経験している古豪リーズが目をつけた。英『BBC』などによると、すでに来年1月の移籍でリーズとG大阪は合意に至っており、移籍金は50万ポンド(約7600万円)となっているようだ。ただ、労働許可の関係で、井手口は欧州の他クラブへレンタル移籍することになるという。

はたして、日本の若きサムライは自身初の海外挑戦で成功を収めることができるのか。今後の動向にも注目が集まる。

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