去就不透明のコンテ監督 新たな赴任先はスペインか

去就が注目されているコンテ監督 photo/Getty Images

引き抜きを目論むそのクラブとは

昨夏よりチェルシーを率いているアントニオ・コンテ監督。2015-2016シーズンで中位に甘んじた同クラブを闘う集団に仕立て上げ、昨季のプレミアリーグで優勝を成し遂げた同監督だが、今季の同リーグ第13節終了時点で首位との勝ち点差11の3位に留まるなど苦戦を強いられている。

こうした状況のなか、レアル・マドリードが同監督の招聘を画策していることが英『TRIBAL FOOTBALL』で話題に。ジネディーヌ・ジダン現監督の戦術家としての手腕に不安を覚えたフロレンティーノ・ペレス会長が、コンテ監督をリストアップ。来夏にも監督交代に踏み切る構えを見せていることが併せて報じられた。

昨季途中に4バックから3バックに布陣を変更してチームを上昇気流に乗せるなど、現有戦力の特徴を見極める力に長けるコンテ監督。補強方針をめぐり今夏にクラブ首脳と対立したことが各メディアで報じられたことから、今季限りでのチェルシー退団が噂されている。昨季はエースのクリスティアーノ・ロナウドの温存も辞さないターンオーバーで主力のコンディションを維持し、リーグタイトルとUEFAチャンピオンズリーグのタイトルを獲得したジダン監督だが、今後の戦績しだいではクラブ首脳より解任を言い渡される可能性も無きにしも非ずだろう。今季のリーガ・エスパニョーラ(第13節終了時点)で首位バルセロナとの勝ち点差8(4位)と出遅れている同クラブの動向に注目だ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ