リュカ・エルナンデスの足がラモスの顔面に
18日に行われたアトレティコ・マドリードとレアル・マドリードのマドリード・ダービーはスコアレスドローに終わった。ダービーらしく何度か両チームの選手が揉める場面もあったが、中でも目を引いたのがアトレティコDFリュカ・エルナンデスがレアルDFセルヒオ・ラモスの顔面を蹴りあげてしまったシーンだ。
36分、カゼミロが折り返したボールをラモスがヘディングでゴールに押し込もうとしたのだが、そこにリュカ・エルナンデスの足が入ってしまった。ラモスは鼻骨を骨折し、血も出ていた。このプレイはファウルと判定されなかったのだが、スペイン『as』によると元審判員のイトゥラルデ・ゴンサレスはレアルにPKが与えられるべきだったと考えているようだ。
リュカ・エルナンデスも意図的にラモスの顔を蹴ったわけではないはずだが、ゴンサレスは「あれはPKだ。アトレティコの選手が遅れて入っていたからね」とコメントしており、リュカ・エルナンデスのファウルとしてレアルにPKが与えられるべきとの見解だ。
今季レアルはリーガ・エスパニョーラでPKを与えられていないことが話題を呼んでいるが、今回もPKとはならなかった。これがPKと判定されていれば試合の流れは大きく変わったはずだが、リュカ・エルナンデスの顔面キックはファウルと判定すべきだったか。