ユヴェントスと直接対決
ラツィオのチーロ・インモービレ、インテルのマウロ・イカルディ、ユヴェントスのパウロ・ディバラ、ナポリのドリース・メルテンスと、セリエAでは今季すでに二桁得点を記録しているストライカーもいる。しかしその中で見逃せないのが、サンプドリアでプレイするFWファビオ・クアリアレッラだ。
クアリアレッラも34歳とベテランFWになっているが、今季ここまで積み重ねた得点数は7。これはサンプドリアの中では最多であり、ユヴェントスのゴンサロ・イグアイン、ローマのエディン・ジェコと並んでいる。チームも6位と上位陣に喰らいついており、クアリアレッラが引っ張るサンプドリアはなかなか興味深いチームとなっている。
そのサンプドリアは19日にユヴェントスと対戦することになっているが、クアリアレッラはユヴェントスのゴールマウスを守るジャンルイジ・ブッフォンをお手本にしているようだ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、クアリアレッラは「ブッフォンのように出来る限り長くプレイしたい。フィジカルも良いと感じているんだ。最低でも38歳まではね」とコメントしており、大ベテランになってもハイレベルのパフォーマンスを維持するブッフォンのことを尊敬しているようだ。
34歳ともなれば引退を考慮しても不思議はない年齢だが、クアリアレッラは今でもセリエAで得点を継続的に決めている。クアリアレッラとサンプドリアが絶対王者ユヴェントスを止められるのか、19日の直接対決は見応えのある展開となりそうだ。