「僕でも見抜けないダイブだった」 ”演技屋”スアレスも認める?スタリッジの酷すぎるダイブとは

リヴァプール時代のチームメイトのダイブ振り返る

2013-14シーズンにリーグ制覇へ近づいたリヴァプールは、ルイス・スアレス、ダニエル・スタリッジ、ラヒーム・スターリングの強力トリオを擁していた。中でもスアレスとスタリッジの得点力は凄まじく、彼らは面白いように得点を決めていた。また、2人とも少々シミュレーションが目立つ選手でもあった。ペナルティエリア内で倒れるシーンも多く、主審の目を欺こうとするのは毎度のことだ。

そのスアレスが、かつてのチームメイトであるスタリッジのダイブを振り返っている。ピックアップしたのは、3月のマンチェスター・ユナイテッド戦だ。リヴァプールはこの試合を3-0で制したが、3度もPKが与えられたのだ。そのうちの1つが、スタリッジのダイブによるものだった。

スタリッジはドリブルでペナルティエリア内に侵入すると、ネマニャ・ビディッチの足に引っかかる形で転倒。主審はPKを指示した。しかしリプレイで見るとビディッチの足は触れておらず、明らかなダイブだった。しかもこのプレイでビディッチは退場処分となっている。
英『The Sun』によると、スアレスはこのPKについて当初スタリッジのダイブだとは分からなかったことを明かしており、よくダイブをする自身でも見抜けなかったと振り返っている。

「スタリッジのプレイはPKが与えられるものではなかったと思う。彼は自ら倒れたんだ。だけど、とても良いダイブだった。僕でさえPKだと思ったからね。倒れた時にPKだと思ったよ。だけどその後ビディッチの怒った姿を見ると、もしかしてファウルじゃないかもと考えさせられたね」

その後スアレスもリプレイを見てファウルがなかったことを確信したと振り返っている。スアレスもよくダイブする選手として取り上げられるが、スタリッジのダイブはスアレスから見ても巧みなものだったようだ。

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