10番・本田が全く計算されていない 右サイドには”スソしかいない”と伊メディアが危機感

3位を維持するには選手層の厚さ必要

リーグ戦12試合を消化して8勝1分3敗で3位につけているミランは、まさかのチャンピオンズリーグ出場権も視野に入っている。開幕前はこれほど順調なスタートを切るとは予想できなかったが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ率いるミランは想像以上に安定している。

では、このままトップ3を維持できるのだろうか。伊『Calciomercato』は、まだ戦力が不十分だと捉えている。今のミランはチームとしてまとまってはいるものの、選手層は薄い。最終ラインには人材がそれなりに集まっているが、中盤から前線にかけては不安だ。

リカルド・モントリーヴォの穴を若いマヌエル・ロカテッリが埋めているが、まだ若いために安定感を求めることはできない。ずっと一定のパフォーマンスを維持するのは難しいだろう。そして同メディアが問題ありと指摘したのが、スソに頼っている右サイドだ。
左サイドのエムバイェ・ニアングの代わりにはジャコモ・ボナベントゥーラを入れることも可能だが、スソの代わりを務められる選手がいない。同メディアの計算には日本代表MF本田圭佑が全く入っておらず、右サイドはスソしかいないような空気になってしまっている。

最前線のカルロス・バッカは、ジャンルカ・ラパドゥーラかルイス・アドリアーノで回すことができる。右サイドにはこうしたオプションが全く存在せず、スソが怪我でもしてしまえばミランが今の順位を維持するのは難しくなるかもしれない。

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