「あの男は最速ではないが、あらゆる瞬間に何が必要かを正確に把握している」 ペップが絶賛、シティが誇る“小さな巨人”ベルナルド・シウバの真価

マンCの主将B・シウバ photo/Getty Images

アーセナル戦でも抜群の存在感

マンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラはプレミアリーグ第33節のアーセナル戦で2-1の勝利を飾った後、キャプテンのベルナルド・シウバを大絶賛した。

2017年よりシティでプレイするシウバはペップと共に黄金時代を築いた一人だが、16日に今シーズン限りで退団することが発表された。アーセナル戦はその直後の試合となったが、逆転でのリーグタイトル獲得がかかるこの試合でシウバは抜群の存在感を見せた。

得点に絡むプレイこそなかったが、アーセナルのハイプレスを交わすためにディフェンスラインにまで降りてゲームを作ったり、試合後にアーリング・ハーランドに「君はファビオ・カンナバーロみたいだ」と言わせるほどの守備を見せるなど、シウバは至るとことに顔を出し、勝利のために戦い続けた。

ペップは試合後、アーセナル戦でのパフォーマンスを受けてシウバのことをどう思っているかを聞かれると、「感謝の気持ちだ。たくさん話すと泣いてしまんだ」と語り、次のようにレジェンドを讃えた。

「彼が成し遂げたことに対し、このクラブを代表して心から感謝している。彼は、サッカーがここ(心)から足へと始まることを証明してくれた。あの男は最速ではないが、あらゆる瞬間に何が必要かを正確に把握している。常に献身的で、ほとんど怪我もしない」

「昨シーズンは彼を象徴するものだった。他の選手が不在の時でも、彼は常に最前線で苦しみながらも、チームを支え続けた。そのメンタリティが何より重要なんだ。彼はいつも人生のポジティブな面を見る。そういう姿勢で生きている人間だ。彼は最大級の称賛に値する。『レジェンド』と書くなら、すべて大文字で書くべき存在だ。それは今日だけじゃない、この9年間すべての試合においてだ」

「彼がいなければ、この年月がこれほど特別なものになることはなかっただろう。本当に特別な選手だ。彼がどこへ行こうと、そのチームは彼を迎えられることをとても幸運に思うはずだ」(クラブの公式サイトより)

華麗な足技だけではなく、泥臭く走り回り、何よりチームのために戦うベルナルドへ最大限の賛辞を送ったペップ。退団が決まったレジェンドとの日々は限られるが、シティはシウバと共に残る2つのタイトルを獲得し、国内3冠で送り出せるか。


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