今夏リヴァプール退団のレジェンドに“誤算” サウジの「新政策」が年俸減額に影響か

リヴァプールのモハメド・サラー Photo/Getty Images

オイルマネーに終止符か

リヴァプール退団を表明したモハメド・サラーの去就が、予想外の展開を迎えている。

『TEAMTALK』によると、かねてよりサウジ・プロリーグへの参戦が確実視され、クリスティアーノ・ロナウドを超える天文学的な給与が約束されていると報じられてきた。しかし、サウジアラビア政府の公共投資基金(PIF)が、ゴルフ事業を含むスポーツ投資の大幅な見直しを決定。中東情勢の緊迫化も重なり、これまでのような「無制限」の資金投入にブレーキがかかったという。これにより、サラーが期待していた超破格の条件が白紙になる可能性が浮上している。

背景にあるのは、サウジ側の戦略的な優先順位の変化だ。専門家によれば、PIFは収益性の低いプロジェクトへの資金投入を抑制し、自国開催のワールドカップに向けた準備にリソースを集中させる方針だという。『BBC』は、これまでのように海外選手を青天井の年俸で引き抜く時代は終わり、より現実的で厳格な査定が行われるようになると指摘。数年前であれば手に入ったはずの巨額の報酬は、今夏の市場ではもはや保証されていないのが現状だ。

この「サウジ・ショック」を受け、サラーの獲得を狙う欧州のメガクラブが動向を注視しているようだ。パリ・サンジェルマンやバイエルン・ミュンヘンなど、複数の強豪クラブが関心を寄せており、給与面での条件を調整した上で欧州残留を働きかける可能性もある。

サラーにとっては、自らの価値を金銭で示すのか、あるいは欧州でのタイトルという栄光で示すのか、重要な選択を迫られることになりそうだ。

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