カメルーンから“エトー2世”と呼べる選手が出てきた? ムバッペ、アルバレスに次ぐラ・リーガ得点ランク3位につける若き点取り屋への注目

レバンテでブレイクするエッタ・エヨン photo/Getty Images

ビジャレアルから移籍してブレイク中

今季のラ・リーガではレアル・マドリードFWキリアン・ムバッペが13ゴールを挙げて得点王レースを早くもリードしていて、ムバッペの凄まじい得点ペースに話題が集中しがちだ。

それに次ぐのはアトレティコ・マドリードFWフリアン・アルバレスで7ゴールとなっているが、興味深いのは3位となる6ゴールを挙げているレバンテFWカール・エッタ・エヨンだ。

今夏に僅か300万ユーロの移籍金でビジャレアルからレバンテに移籍した選手で、世界的にはまだまだ無名と言っていいだろう。カメルーン・ドゥアラ出身の22歳の選手だが、スペイン『Mundo Deportivo』は早くもカメルーンのレジェンドFWサミュエル・エトーとの比較も起き始めたと伝えている。

エトーも同じドゥアラ出身であり、スペインでは名門バルセロナで活躍した。『Canal+』のインタビューではエッタ・エヨンも「ストライカーでプレイするようになった今、ドログバやエトーからインスピレーションを得ているよ」と語っていて、エトーのことも意識しているようだ。

当初は攻撃的MFでプレイする選手で、元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥレに憧れていたのだという。それが昨季ビジャレアルで前線に怪我人が出たこともあり、センターフォワードの位置で数試合プレイすることになった。それがレバンテへ移籍した今も続いているのだ。

レバンテのエクトル・ロダスTDはすでに複数クラブがエッタ・エヨンに関心を示してきたと語っていて、その中にはエトーの古巣バルセロナも含まれているという。ロベルト・レヴァンドフスキの後継者候補の1人となっているようで、バックアッパーFWとしては興味深い存在かもしれない。

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