三笘薫と久保建英は右ウイング・左ウイングの世界TOP10に“近い存在”? 英メディアが選んだ現世界TOP10のウイング

ブライトンで活躍する三笘 photo/Getty Images

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今夏のステップアップ次第では来季2人ともTOP10入りしている可能性も

今の日本代表は2列目に多くのタレントを抱えており、中でも左右の両翼は極めて豪華だ。個人で仕掛けられる選手が揃っていて、世界と戦える武器になっている。

世界的な評価も高く、英『FourFourTwo』は左ウイングに入るブライトンFW三笘薫、右に入るレアル・ソシエダMF久保建英の2人をそれぞれ『現世界最高のウイングTOP10に近い存在』と取り上げている。

近い存在と表現している通り、2人ともTOP10には入っていない。まず同メディアが選んだ現世界最高の右ウイングTOP10の顔ぶれは以下の通りだ。
10位:ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)

9位:フェラン・トーレス(バルセロナ)

8位:イニャキ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)

7位:ブライアン・ムベウモ(ブレントフォード)

6位:ロドリゴ・ゴエス(レアル・マドリード)

5位:デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン)

4位:ブカヨ・サカ(アーセナル)

3位:マイケル・オリーセ(バイエルン)

2位:モハメド・サラー(リヴァプール)

1位:ラミン・ヤマル(バルセロナ)

トーレスはセンターフォワードにも入れる選手で、久保とタイプは異なる。しかし今季のパフォーマンスレベルが高かったのは確かだ。10位から6位に関しては議論が分かれるところもあるかもしれないが、TOP5に関しては誰もが納得の5人と言えるか。

そして久保に関して、同メディアはマンチェスター・シティMFフィル・フォーデン、サヴィーニョ、バイエルンからガラタサライへ移籍するレロイ・サネ、ニューカッスルMFジェイコブ・マーフィーとともに『惜しくもTOP10に入らなかった選手』にリストアップしている。

続いて左ウイングのTOP10は次の通りだ。

10位:アントワーヌ・セメンヨ(ボーンマス)

9位:アンソニー・ゴードン(ニューカッスル)

8位:コーディ・ガクポ(リヴァプール)

7位:ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)

6位:ラファエル・レオン(ミラン)

5位:ルイス・ディアス(リヴァプール)

4位:ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン)

3位:ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)

2位:クヴィチャ・クワラツヘリア(パリ・サンジェルマン)

1位:ハフィーニャ(バルセロナ)

右と左の1位が両方ともバルセロナの選手となっており、バルセロナの攻撃がいかに脅威かよく分かるランキングだ。チャンピオンズリーグを制したPSGの選手も複数入っていて、彼らも今季大きく評価を伸ばした。

そして三笘はアタランタFWアデモラ・ルックマン、ビジャレアルMFアレックス・バエナ、マンチェスター・シティFWジェレミー・ドク、アーセナルFWガブリエウ・マルティネッリとともに惜しくもTOP10に入らなかった選手に選ばれている。


久保も三笘もTOP10にあと一歩との評価になっているが、ここに入るだけでも凄いことだ。日本代表の両翼が揃ってリストアップされることになり、今夏には両者揃っての移籍もあり得る。来季のパフォーマンス次第では同メディアのランキングでも揃ってTOP10入りすることになるかもしれない。

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