フリック体制でバルサ戦士の市場評価額は“計2億ユーロ以上アップ” ヤマル、ペドリ、ハフィーニャら評価を上げた選手たち

ヤマルの市場価値は2億ユーロに photo/Getty Images

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フリックの下で変わった選手は多く

若い選手が多いこともあるが、ハンジ・フリックが率いるバルセロナの選手たちはこの1年で市場価値が急上昇した。ラ・リーガ、国王杯、スーペルコパを制するなど選手個々のパフォーマンスも抜群であり、フリックの下で評価を伸ばした選手は多い。

チームで最も市場評価額が高いのは、2億ユーロにまで上昇した17歳FWラミン・ヤマルだ。フリック就任前からヤマルの才能は輝いていたが、今季はさらに凄みが増した。フリックの攻撃的なスタイルがヤマルの才能を引き出したところもあっただろう。

最も評価額を伸ばしたのは、8000万ユーロから1億4000万ユーロにまで上昇させたMFペドリだ。怪我の問題を乗り越え、今季はフリックの下でフル稼働。高度な技術はもちろん、相手のボールを回収する守備貢献度も見事だ。
フリックの下で1番激変した選手では、FWハフィーニャが挙げられる。昨季が終了した段階では放出もあり得るかと思われたが、フリックは当初からハフィーニャを重要戦力と見ていたようで、今季は才能が爆発。34ゴール25アシストと圧巻の成績を残し、市場評価額も5000万ユーロから9000万ユーロまで上昇している。

他にもDFパウ・クバルシが8000万ユーロ、DFアレハンドロ・バルデが6000万ユーロとなっていて、フリック就任からチーム全体の市場評価額は2億ユーロ以上も上がっている。

フリック体制で成長した若手は多く、来季はさらに面白いチームとなりそうだ。

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