ダビド・アラバに中東から破格のオファー レアル・マドリード首脳陣も今夏中の売却を希望と現地報道

レアル・マドリードのダビド・アラバ photo/Getty Images

現在も怪我で離脱中

ルカ・モドリッチの退団が発表されたレアル・マドリードでは、彼のほかにダビド・アラバも今年夏でクラブを去る可能性があるようだ。

アラバは2021年5月にバイエルン・ミュンヘンを退団後、フリー移籍でレアルに加入。これまでサイドバックやセンターバックとして活躍し、公式戦116試合に出場している。しかし、2023年12月に左膝前十字靭帯を断裂し、約13カ月間にわたる戦線離脱を余儀なくされ、今年1月に復帰を果たしたものの翌2月に左足内転筋損傷、さらに4月には左膝の半月板断裂と怪我を繰り返している。

年俸2200万ユーロ(約35億6000万円)というチーム屈指の高給取りでありながら稼働率が悪いことから、スペインメディア『Cadena SER』によれば今年1月にレアルはアラバに対して2026年6月末までとなっている同選手との契約の早期解消を要求したという。これをアラバは拒否したというのが、レアル首脳陣の中で同選手の存在は重荷となっているようだ。

こうした中、スペイン紙『AS』によると、サウジアラビアのアル・イテハドがアラバに興味を示しているという。同クラブは今年1月にもアラバの獲得に動いていたが、その後も動向を注視。年俸2000万ユーロ(約32億4000万円)という好条件のオファーを準備しているとも『AS』は伝えている。

アラバと同じ左利きのセンターバックであるディーン・ハイセンをボーンマスから獲得したレアルとしては、今アラバが退団となっても支障はない。そのため、今後アル・イテハドとの交渉が一気に進展する可能性は十分にありそうだ。

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