女子プロゴルフ、前代未聞の不倫騒動に厳罰処分 栗永キャディーは9年間の出禁

渦中の一人とされる小林プロ photo/Getty Images

女子プロ3選手と理事にも処分

日本女子プロゴルフ協会が20日、不倫疑惑にある男性キャディーと女子プロ3選手の処分を発表した。

同協会は19日に懲罰諮問委員会と理事会を開き、渦中の3選手、小林夢果、川崎春花、阿部未悠は厳重注意処分、また今年度の新人セミナーの受講を義務づけた。処分理由は、協会の秩序に与えた影響は大きいとしながらも、3選手が積極的に問題を引き起こしたのではなく、社会的制裁を受けていることや若年であることなどが考慮された。


一方、その相手とされるキャディーの栗永遼氏には、9年間のツアー競技、同協会主催イベント等の参加、会場への立ち入りが禁止に。栗永氏は、プロゴルファーの妻を持つ既婚者でありながら他の選手に積極的に働きかけたことで問題が引き起こされ、酌むべき事情がないとして厳しい処分となった。

また栗永氏の妻が同協会に相談した際、不適切な発言があったとされる福本佳世理事にもけん責処分が科された。

福本理事は当時、栗永氏の妻に対し「あなたの夫と付き合った女の子は初優勝する」「不倫っていう感覚じゃなくて、スポーツだと思ってるんじゃないの?」などと発言したとされている。

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