MLB通算4256安打の故ピート・ローズ氏ら、17名が永久追放から資格回復へ 早ければ2028年から米野球殿堂入りが可能に

シンシナティ・レッズで長く活躍したローズ氏 photo/Getty Images 

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トランプ大統領も言及

MLB歴代1位の通算4256安打を記録した後に野球賭博関与で球界から永久追放された故ピート・ローズ氏。その資格回復が決定した。

またローズ氏以外にも、1919年のワールドシリーズで起きた八百長事件、通称「ブラックソックス事件」に関与した故“シューレス”ジョー・ジャクソン氏ら8人を含む17人の資格回復も決まった。

今回、MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーが、対象者死亡の時点で永久追放処分を終了させる方針を定めたため、ローズ氏らは早ければ2028年に米国野球殿堂入りが可能となる。

これまでもローズ氏の資格回復をめぐっては、度々ニュースになってきた。本人は2015年に資格回復申請を行ったものの、認められないままに昨年9月に83歳で死去。その後、今年2月末にはトランプ米大統領がSNSで恩赦を発表し、資格回復を認めないMLBを批判する事態にまで発展した。

その影響かどうか定かではないが、米メディアでは同コミッショナーがローズ氏の遺族と面会し、資格回復を検討していると報じられていたが、ようやく進展が見られた。


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