日本記録保持者・久保凛 悔し涙の木南記念2位 足の感覚「すごく重く」世陸参加標準記録に届かず「納得がいかない」

昨年3月から続く連勝がストップした久保 photo/Getty Images

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女子800メートル

陸上の木南記念が11日に大阪・ヤンマースタジアム長居で行われ、女子800メートルで日本記録保持者の久保凛が出場。2分2秒29で2位となり、連勝がストップした。

そのレース、久保は前半の400メートルは59秒で入るものの、後半が伸びなかった。優勝はキルソップ・コールでタイムは2分1秒66だった。

レース後に悔し涙を流した久保は、「2周目から足の感覚が静岡国際の時と全然違って、すごく重く感じた。ペースを上げられなくて、そのままズルズル下がってしまった。調子はよかったが、レースを作ることができず、反省点の多い試合だった」と語った。
久保はこれまで、4月の金栗記念では2分2秒58、今月3日の静岡国際では自身では2番目に早い2分0秒28を記録。9月に東京で開催される世界選手権の開催国枠エントリー設定記録を0秒71上回っていた。

そして今回は、目標を世界選手権の参加標準記録1分59秒00に設定。しかし大きく届かなかった。久保は「静岡が良すぎたので、1週間後にこれは納得がいかない」と悔やんだが、今月末にはアジア選手権に日本代表として出場するため、最後は「もっとレベルをあげて、アジア大会で優勝したい」と前を向いた。

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