「週末にプレイできないとわかっていながら……」 イプスウィッチ移籍のカルビン・フィリップス。出番のなかったシティ時代の悩みを打ち明ける

イプスウィッチでプレイするフィリップス photo/Getty Images

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今季はキーラン・マッケナの下でプレイしている

アンカーとして絶対的な存在感を発揮するロドリとポジションを争うべくリーズからマンチェスター・シティにやってきたカルビン・フィリップス。しかし、思うように出番は得られず、昨季はウェストハムへローン移籍。今夏の移籍市場では再び期限付きでイプスウィッチへ旅立つこととなった。

「イプスウィッチに来た理由は、毎週サッカーをプレイして、コンディションを取り戻すためさ。この2年間、僕とパット(バンフォード)は怪我が多かったからね」

そんなフィリップスはリーズ時代のチームメイトであるパトリック・バンフォードと『My Mate's a Footballer』というポッドキャストに出演し、イプスウィッチに移籍した理由を語っている。
イプスウィッチ加入後はカラバオカップ含めてすでに4試合に出場しており、2-2でドローとなったアストン・ヴィラ戦では前線でインターセプトに成功し、リアム・デラップの先制点の起点を作っている。

「もちろんシティでの生活は楽しかった。彼らは世界最高のチームだし、素晴らしい選手やスタッフがいる。でも、週末にプレイできないとわかっていながら、それでもできる限りのトレーニングをして、毎日もっともっと良くなっていかなきゃいけないのはちょっと疲れるよ」

「週末に楽しみにしていることが何もないのは辛いことだ。目の前にいる選手たちのせいで、あまりプレイできないだろうと悟ったよ」

続いてシティでのここまでを振り返っており、ロドリからポジションを奪えず、出番を得られなかった2年間は本人にとってメンタル的に厳しいものだったようだ。シティ移籍後はプレミアリーグで16試合にしか出場しておらず、そこでコンディションが崩れてしまったのだろう。

イプスウィッチとの契約はローン移籍のみで、買い取りオプションは付いていない。シティとの契約は2028年まで残っており、フィリップスは今後どのような選択を下すのだろうか。

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