“12試合で12アシスト”のマンCのキング デ・ブライネが遂にトップフォームへ

1試合で1アシストペースを記録中 photo/Getty Images

圧巻の4アシスト

FAカップ5回戦のルートン・タウン戦でFWアーリング・ハーランドの4ゴールをお膳立てしたMFケビン・デ・ブライネ。

昨シーズン、猛威を振るったハーランドとデ・ブライネのホットラインが遂に開通したこの試合。ハーランドの合計5ゴールも素晴らしかったが、デ・ブライネらしさ溢れるスルーパスなどを含む4アシストも圧巻であった。

開幕戦で負傷離脱し、1月のFAカップハダースフィールド戦で復帰したデ・ブライネはそこから少しずつ出場時間を伸ばしていた。しかし、21日に行われた延期分のプレミアリーグ第18節ブレントフォード戦には出場せず、第26節のボーンマス戦でも後半ATからの出場であった。
ペップ・グアルディオラはリスクを冒さないためであったと、説明していたが、ハムストリングの怪我が再発したのではないかという心配の声も挙がっていた。そんななか、この試合はスタメンフル出場を果たしデ・ブライネは試合後、自身の状態について話した。

「気分はいいよ。ブレントフォード戦のときだけ、少し疲れていて、もう片方のハムストリングを痛めてしまったんだ。そのようなリスクを冒さないようにしたかったが、気分はいいし、維持したいと思っている」

「普段ならプレイを続けていたが、それが以前の私の失敗のほとんどだった。ある意味、自分のことは自分でするように心がけているけど、決断もする。戻ってきてから、手術したハムストリングの状態はとてもいい。でも、半年間プレイしないで戻ってくれば、他のあちこちに不調が出るのは分かっている」(英『Daily Mail』より)

デ・ブライネは、無理をしてシーズン終盤に離脱しないようにここ数試合はセーブしていたと話しており、開幕戦で痛めたハムストリングの怪我からは順調に回復しているようだ。

今シーズンはここまで公式戦12試合で2ゴール12アシストをマークしているデ・ブライネ。シーズン約半分を怪我で離脱した同選手だが、アシスト数は早くも二桁台にのせてきている。1試合1アシストという異常なペースをここまでは見せており、デ・ブライネはトップフォームに近づきつつある。

ここからはタイトル獲得に向けて、勝ち点を落とせない試合が続くシティにアシストマシーン、デ・ブライネがいることは大きな後押しとなる。

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