加入早々のフル稼働 走りまくるアムラバトはマンUの救世主となるのか

今夏マンUに加わったアムラバト photo/Getty Images

中盤に特大のエネルギー加わる

開幕から波に乗り切れないマンチェスター・ユナイテッドの救世主となるだろうか。今夏の移籍市場閉幕間際に獲得されたMFソフィアン・アムラバトが本格デビューを果たした。

アムラバトは27日に行われたクリスタル・パレスとのEFL杯・3回戦に左サイドバックとして先発出場。本職は中盤の選手だが、アムラバトはサイドバックの役割にも上手く適応。4日前に行われたバーンリーとのプレミアリーグ第6節にも出場していたが、その時は1分しかプレイしなかった。本格デビューは今回のクリスタル・パレス戦だ。

そこでのパフォーマンスは高い評価を得ており、アムラバトは5回のデュエル勝利数に96%のパス成功率、91回のボールタッチを記録するなど攻守両面で積極的な動きを見せ、チームの3-0勝利に貢献している。
今後の起用法は気になるところだが、今季のマンUではアンカーに入るカゼミロの調子が上がらないことが問題視されてきた。カゼミロの周囲に生まれるスペースをカバーしてくれる献身的な選手が必要と言われてきたのだが、アムラバトはその役割をこなせる。アムラバトとカゼミロの中盤同時起用も今後見てみたいパターンだ。

SNS上でも「今日のアムラバトは素晴らしかった。彼は文字通りどこにいても、あらゆるポジションでプレーしていた」、「アムラバトには脱帽」、「センセーショナルなスタートだ」といった声が出ており、サポーターは高く評価している。

この快勝劇をリーグ戦へ繋げていけるのか。アムラバトの継続起用にも注目が集まる。

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