モドリッチ、クロースがスタメンに入れない魔境 レアルの“中盤サバイバル”が激しすぎる

モドリッチはベンチスタート続く photo/Getty Images

CLも始まるここから争いは加速する

現在世界で最もポジション争いの激しい中盤はレアル・マドリードで間違いないだろう。

スペイン『MARCA』も驚いているが、長くチームを支えてきたベテランMFルカ・モドリッチは開幕3試合消化時点で先発出場がゼロ、MFトニ・クロースは先発が1試合だけとなっている。

クロースは先発した第2節のアルメリア戦でMFジュード・ベリンガムのゴールを絶妙なパスでアシストしているが、このベテランMF2人が中盤の主役にならないレアルには不思議な感覚もある。
若手の成長、そしてドルトムントから加入したベリンガムの影響が非常に大きい。新システム[4-3-1-2]でトップ下のベリンガムが躍動しており、それを支えるエドゥアルド・カマヴィンガ、フェデリコ・バルベルデ、オーレリアン・チュアメニも実力はトップクラスだ。

同メディアは指揮官カルロ・アンチェロッティがクロース、モドリッチの両名と話し合ったと伝えており、2人ともベンチスタートが増えるのは受け入れにくいだろう。

スタメン争いが本格化するのは、チャンピオンズリーグの戦いがスタートしてからだ。複数コンペティションを戦ううえでローテーションは不可欠で、今のレアルは中盤を自在にローテーションするだけの人材が揃っている。

チーム内でかなり激しい序列争いが展開されているが、ベストな組み合わせはどれか。開幕3試合では若い才能が躍動しており、モドリッチとクロースのベテラン2人がどう巻き返してくるかも楽しみだ。

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