サカはサラーをも超えるレフティーアタッカーとなるか 21歳で漂う怪物感「サカはそこに到達しないといけない」

アーセナルの攻撃をリードするサカ photo/Getty Images

21歳とは思えぬ完成度

12日に行われたプレミアリーグ第1節でノッティンガム・フォレストを2-1で撃破し、幸先良いスタートを切ったアーセナル。そのチームで今や欠かせない存在となったのがFWブカヨ・サカだ。

サカはこのゲームに右ウイングとして先発すると、32分にお得意の右サイドからカットインして強烈なミドルシュートで得点を記録している。あのパターンはサカお得意のものだ。

同じプレミアリーグではリヴァプールのFWモハメド・サラーもサカと同じく右サイドを主戦場とするレフティーアタッカーで、今のサカならばサラーと比較しても負けていないはずだ。
『EuroSport』によると、解説を務める元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏もサカがサラーの領域に達すると絶賛する。

「現時点ではサラーの方が多くのゴールを決めてきたし、個人的にはサラーをサカより前に置くよ。サラーには経験もあり、多くのものを勝ち取ってきたからね。だが、サカはその高みに到達するための道を歩んでいる。サラーは20代後半に安定してシーズン30ゴールを奪っていたが、サカはそこに到達しないといけない。きっとそうするだろう。世界トップの右ウイングについて話すなら、サカはトップ3に入ると思うよ」

サカの場合はまだ21歳だ。9月に22歳の誕生日を迎えることになっており、まだまだ若手と呼べる年齢だ。それで今の完成度は驚異的で、サラー以上の数字を残すアタッカーに進化する可能性も十分に考えられるだろう。

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