“4476分”の稼働はさすがに本人もきつかった? 昨年の56試合に出場したロドリは新シーズンも不安を抱く

マンCでプレイするロドリ photo/Getty Images

後釜が決まらない状態

昨シーズン、プレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグ(CL)の3つのタイトルを制したマンチェスター・シティ。偉業を達成したマンCは今シーズンも注目のチームの1つだ。

そんなマンCだが、昨シーズン同様に懸念すべき点がある。それがMFロドリの稼働率だ。昨シーズン56試合に出場し、4ゴール7アシストを記録したロドリの出場時間は “4476分”にもなる。

マンCで最も長い時間プレイしたロドリは、3冠に欠かせなかった選手であることは間違いない。しかし、ロドリ本人もこの稼働率には心配しており、新シーズンも同じようなことになる懸念を抱いているようだ。
「プレイした試合を正確に覚えていないが、57試合か59試合に先発して60試合かそこらでプレイするのは健康的ではないので、クラブとコーチと話し合った」

「1シーズンならできるが、2、3年連続となると、フィジカルが低下する可能性があるため、チームにとってはさらに悪くなる可能性がある。だから気をつけないといけないんだ。常にこのようになるとは限らないということはすでに話したよ」(英『Manchester Evening News』より)

スペイン代表でプレイした試合も合わせると1シーズンで60試合近く出場しているロドリは、毎シーズンこの試合数をこなすことはできないと認めている。

カルヴィン・フィリップスがロドリの代役として期待されたが、昨シーズンは不発に終わった。今シーズンはMFマテオ・コバチッチが加入し、ジョン・ストーンズも同ポジションを任される可能性があり、昨シーズンよりは負担を軽くできる可能性はある。

しかし、ロドリの存在は絶対的であり、大一番では同選手が欠かせない。マンCは今シーズンはクラブW杯もあり、より過密な日程をこなさなければならない。

チームの心臓であるロドリの怪我やコンディションに気をつけながら起用していくことがマンCの課題の1つとなりそうだ。

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