人件費削減のため新たに4人の放出を検討 米国プレシーズンツアー前に決断か

人員の整理をしなければならないバルセロナ photo/Getty Images

現時点ではウムティティのみが退団

イルカイ・ギュンドアンをはじめ、すでに複数人の新戦力を獲得しているバルセロナ。今シーズンはCL制覇に向けたチーム作りを行っている。

そんなバルセロナだが、『Diario AS』によると、米国でのプレシーズンツアー前に4人の選手の放出を検討しているようだ。現在、バルセロナを退団しているのは、双方合意の元、2026年までの契約を解除したサミュエル・ウムティティのみであり、更なる人件費削減をクラブは考えているという。

放出が噂されるのはクレマン・ラングレ、アレックス・コジャド、フランク・ケシエ、セルジーニョ・デストの4人だ。
ラングレは現在、昨シーズンレンタル移籍をしていたトッテナムとの交渉をしており、コジャドはフリートランスファーでレアル・ベティスへの加入に近づいていると、同メディアは報じている。この2人の去就は、プレシーズンに決着する可能性があるようだ。

ケシエはサウジアラビアのクラブやユヴェントスが関心を示しているようだが、選手本人はバルセロナに残留かプレミアでのプレイを望んでいるという。

デストは、ウニオン・ベルリンなど複数のクラブの関心が寄せられているが、スペイン『MARCA』のインタビューにて、チームに残留するためにプレシーズンでのアピールを狙うコメントをしている。

ケシエとデストに関しては、プレシーズンツアー前に売却先を見つけるのは厳しいかもしれない。

バルセロナはギュンドアンに加え、更なる中盤の選手の獲得を希望しており、今夏はまだ他の選手の獲得に動く可能性がある。

人員の整理も行わなければならないバルセロナ。放出が噂される4名の選手の今夏の動きに注目だ。

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