ミランのスタートがいつも悪いのはなぜ? 名将が古巣指揮官へ厳しいコメント

1stレグを落とし、決勝進出に黄色信号が点ったミラン photo/Getty Images

ピオリが対策を見つけることができていない

ACミランは10日、チャンピオンズリーグ・準決勝1stレグでインテルと対戦した。CLでは18年ぶりのミラノダービーということもあり、大きな注目が集まったが、開始11分で2失点を喫し、0-2で敗戦。決勝進出へ黄色信号が点っている。

インテルがペースを落としたため、後半こそ試合の主導権を握ったが、前半は危ない場面も多く、もう少し点差が開いていてもおかしくなかったミラン。ラファエル・レオンが負傷欠場した影響も大きく、なかなか得意のカウンターも披露できず。試合内容としては、終始苦しいものとなった。

そんな一戦を観戦していたファビオ・カペッロ氏。かつてミランを欧州制覇へと導いた経験のある名将の目には、古巣の姿がどのように映ったのか。伊『sky sport』のマイクの前で「ミランの選手たちには、1stレグが間違いだった。もうそれについて考えるのではなく、2ndレグで巻き返すべきだと言いたい。(1stレグの)前半には大きなミスもあったからね」とエールを送りながらも、厳しいコメントも残している。
「ミランのスタートがいつも悪いということは、ピオリが対策を見つけることができていないんだ。ダービーでこのような展開になることは初めてではない。もしくは、中盤がこれまでも対策を見つけられていないのは、このチームの特性かもしれない」

インテルに先勝を許したミランだが、1stレグの問題点を修正し、逆転突破へ繋げることができるのか。2ndレグの戦いにも注目が集まる。

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