イングランド代表はCB大改革の時? マグワイアよりトモリ、グエーイらを優先すべきか

マンUでパフォーマンスが安定しないマグワイア photo/Getty Images

来年のEUROへ世代交代は避けられないか

EURO2020は準優勝、昨年のワールドカップ・カタール大会でもベスト8でフランス代表と激闘を演じるなど、今のイングランド代表はメジャータイトルを獲るだけの力があると評判だ。

全体的にタレントが揃っており、来年のEURO2024でも優勝候補の一角に挙げられるのは間違いない。

数少ない不安ポジションがあるとするならば、センターバックだろう。昨年のカタール大会では監督ガレス・サウスゲイトから厚い信頼を得ているハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)、ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)、エリック・ダイアー(トッテナム)といった面々が招集を受けていたが、この人選には以前から疑問の声もあった。
カタール大会終了後、マグワイアとダイアーは所属クラブで良い時間を過ごせていない。トッテナムは大苦戦しており、マグワイアはマンUでいくつかまずいプレイがあった。ワールドカップメンバーで良い時間を過ごしているセンターバックはマンCのストーンズくらいだろう。

伊『Calciomercato』は、改めてミランDFフィカヨ・トモリを代表へプッシュする。カタール大会前の時点でトモリはイングランド代表にふさわしいと言われてきたが、サウスゲイトは選ばなかった。

しかしトモリはチャンピオンズリーグでも充実の時間を過ごしており、昨季はミランのスクデット獲得にも貢献した。身体能力が高く、代表でプレイするだけの力はあるはずだ。

他にもチェルシーからブライトンへのレンタル移籍で経験を積んでいる20歳のリーヴァイ・コルウィルやクリスタル・パレスのマーク・グエーイなど楽しみな若手が育っている。EURO2024へ世代交代も1つのキーワードとなりそうだが、サウスゲイトはセンターバック1番手に誰を選ぶのだろうか。

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