11位後退もポッター体制は今季終了まで変わらず? チェルシーが気にしているナーゲルスマンの動向

厳しい状況に追い込まれているポッター監督 photo/Getty Images

チェルシーはうまくいっていない

再びグレアム・ポッター監督に冷たい視線が向けられている。直近の公式戦4試合は3勝1分と立て直していたチェルシーだったが、2日に行われたアストン・ヴィラ戦を0-2で落とし、良い流れを途絶えさせてしまった。

11位に順位を落としたチェルシーと4位トッテナムとの勝ち点差は現状11開いている。まだわからないが、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得はかなり厳しい状況となっている。

以前からポッター監督の解任論は囁かれていたが、奇跡のトップ4フィニッシュや起死回生のチャンピオンズリーグ制覇を本気で狙うのであれば、ここで思い切って指揮官を代えてみるのも一つの手だろう。最近で言えば、ユリアン・ナーゲルスマン氏やアントニオ・コンテ氏といった大物指揮官がフリーとなった。
英『TEAMtalk』によると、チェルシーはポッター監督をサポートし続ける意向だが、その傍らでナーゲルスマン氏の動向も注視しているという。ナーゲルスマン氏にはコンテ氏を解任したトッテナムが興味を示しているという噂も流れていたが、独『Sky Sport』の記者はナーゲルスマン氏の選択肢にトッテナム行きは含まれていないと主張しているようだ。

そして、ナーゲルスマン氏にはすぐに新しい仕事に就きたいといった意思もない模様。現段階でナーゲルスマン氏を呼ぶことが難しそうなチェルシーは、シーズン終了までポッター監督にチームを任せ、その後に何らかの決断を下す可能性が高いようだ。

ひとまず今季はポッター体制で突き進む様子のチェルシーだが、再び負けが込んでしまえばチームが崩壊することも考えられる。選手数が多すぎてマネジメントが難しいなどといった問題があることは想像に難しくないが、これ以上自らの評価を落とさないためにも、ポッター監督の踏ん張りに期待したい。

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