10日後には起用可能? 過密日程のマンUにエリクセン早期復帰の追い風到来

エリクセンが戻ってくればより攻撃を組み立てやすくなるはずだ photo/Getty Images

エリクセン離脱後も健闘しているマンU

DFリサンドロ・マルティネスやMFカゼミロ、FWアントニーなど今季のマンチェスター・ユナイテッドでは新戦力が軒並み活躍している。そんな中で忘れてはならないのが、MFクリスティアン・エリクセンの存在だ。

契約満了でブレントフォードを退団し、昨夏にフリーでマンUへとやってきたエリクセン。その卓越した戦術眼やテクニックを駆使してビルドアップの中心的存在となっていたが、1月下旬に行われたFAカップのレディング戦で相手選手からタックルを受け、足首を負傷。4月下旬から5月上旬までの離脱が予想されていた。

しかしエリクセンは先日、左足が保護ブーツだった過去の写真、保護ブーツを脱いでランニングシューズを履いた少し前の写真、スパイクを履いている現在の写真の3枚をInstagramに投稿し、「復帰途上にある!」と世界に発信していた。
英『The Sun』によると、エリクセンはすでにトレーニングに復帰しており、クラブ内では「すぐに試合に出場できるようになるだろう」という楽観的な見方も広まっているという。3日のニューカッスル・ユナイテッド戦、6日のブレントフォード戦には間に合わない見込みだが、8日に行われるエヴァートン戦でのベンチ入りが視野に入っているようだ。

現在プレミアリーグ3位につけているマンUは、今後2ヵ月間でリーグ戦残り12試合を戦わなければならず、ここにヨーロッパリーグとFAカップの試合も加わってくる。

カラバオカップ制覇を成し遂げたマンUがまず目指すべきはリーグ戦トップ4フィニッシュだが、可能なら過密日程を乗り越えてELとFAカップのタイトルも手に入れたいところ。予定よりも早いエリクセンの復帰はそんな彼らにとって大きな追い風となるはずだ。

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