“2.5試合に1枚”と驚異のハイペース ロメロのカードコレクターぶりはS・ラモスも上回る

ミラン戦で退場してしまったロメロ photo/Getty Images

今回は激しいプレイが裏目に出た

彼の大きな弱点と言わざるを得ない。トッテナムのDFクリスティアン・ロメロはチャンピオンズリーグベスト8進出をかけた大事な試合でイエローカードを2枚もらってしまい、退場処分を受けてしまった。そんなロメロのカードコレクターぶりは、パリ・サンジェルマンのDFセルヒオ・ラモスも上回るようだ。
 
CLベスト16まで勝ち進んだ今季のトッテナムはイタリアの強豪ミランと対戦。1stレグを0-1で落としていたため、9日の2ndレグには逆転を目指して臨んだ。
 
前半を0-0で終えると、アントニオ・コンテ監督は後半途中でFWハリー・ケインとFWリシャルリソンの2トップに布陣を変更するという大胆采配を見せ、ゴールを狙いにいった。しかし、77分にロメロがDFテオ・エルナンデスに危険なタックルを見舞い、この日2枚目のイエローカードを受けて退場。トッテナムはラスト15分ほどを数的不利で戦うことになり、結果的に最後までミランの硬い守備を崩すことができなかった。
 
英『Squawka』によると、今回のミラン戦2ndレグはロメロがヨーロッパにやってきてからの156試合目であり、イエローカードは57枚、レッドカードは6枚に到達。2.5試合に1枚のペースでカードをもらっている計算になるようだ。現在ラ・リーガやCLで史上最も多くのカードをもらっている選手はS・ラモスだが、彼がカードをもらうペースでも2.9試合に1枚だという。
 
今季のロメロは先月6日に行われたプレミアリーグのマンチェスター・シティ戦でも軽率なファウルから2枚目のイエローカードを受け、退場となっていた。幸いにもこのシティ戦はトッテナムが1-0の勝利を収めたが、退場してしまえば今回のミラン戦のようにチームの結果に響くことの方が多いだろう。もう少し2枚目のイエローカードやレッドカードをもらわないプレイを心がけていく必要がありそうだ。

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