「檻の中にいるライオンだった」 ついに戦闘態勢に入ったメニャン&イブラがミランの復調を後押しする

メニャンはアタランタ戦で出場となるのか photo/Getty Images

不調時は守備も崩壊していたミラン

ついにミランのキーマンたちがピッチに帰ってくるかもしれない。FWズラタン・イブラヒモビッチとGKマイク・メニャンが27日のアタランタ戦で復帰する可能性があるようだ。
 
先月9日のローマ戦から公式戦7試合連続未勝利と不調に陥っていたミラン。しかし、今月11日のトリノ戦、15日のトッテナム戦、19日のモンツァ戦と3連勝を飾っており、復調の気配を見せている。
 
そんなチームの追い風となりそうなのが、負傷離脱者の復帰だ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、昨年5月に左膝を手術したイブラヒモビッチ、昨年9月のフランス代表活動中に負傷したメニャンの2人がアタランタ戦でプレイする可能性がある模様。DFダヴィデ・カラブリアやMFイスマエル・べナセル、DFアレッサンドロ・フロレンツィといった選手たちも復帰が近いようで、ステファノ・ピオリ監督のこのようなコメントが紹介されている。
 
「イブラはどんどん良くなってきていて、プレイする準備ができている。カラブリアとベナセルは、フロレンツィと同様にフィレンツェ(来月5日のフィオレンティーナ戦)で復帰できるだろう」
 
「メニャンは元気だし、プレイできる。マイクは檻の中にいるライオンだった。プレイするどころか、(味方に)アドバイスを送ることもできなかったからだ。彼は今このチャンスを得てとてもやる気になっているし、大きく貢献してくれるはずだ」
 
メニャンがいない間はGKチプリアン・タタルシャヌが奮闘していたが、理不尽なセーブができるメニャンがいればミランの失点がより減少することは間違いないだろう。イブラヒモビッチはすでに11日のトリノ戦からベンチには入っていたが、プレイできるとなればFWオリヴィエ・ジルーの負担を減らすことも期待される。チャンピオンズリーグ出場権獲得や今季CLでの躍進を目指す上で、彼らの復帰は大きなプラスとなりそうだ。

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