レンジャーズの先制点に大歓喜も…… 大敗でリヴァプールファンにからかわれるマンUのレジェンド

引退後は『BT Sports』の解説者を務めるファーディナンド氏 photo/Getty Images

リヴァプールから先制点を決めたレンジャーズ

今季のリヴァプールは昨季の強さが陰りを見せ、プレミアリーグは開幕8試合でわずか2勝。CLでも初戦でナポリに4失点を喫して敗れるなど、22-23は苦しい船出となっている。

そんな中、CL第4節では敵地でレンジャーズと対戦。グループステージ突破に向けて確実に勝利が欲しい一戦だったが、試合序盤からレンジャーズの圧力に屈する。17分にはスコット・アーフィールドに先制点を決められ、現地は歓喜の渦に包まれた。

同じタイミングで大きな喜びを表現した男がいた。リオ・ファーディナンド氏だ。リヴァプールのライバルであるマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドは、英『BT Sport』の中継でレンジャーズの得点時にスタジオの窓を叩き、熱狂的にゴールを喜んだ。すると、ハーフタイム中にはそんなファーディナンドの姿が放映される。
試合は先制されたリヴァプールが前半のうちに追いつき、後半には6ゴールを決めて7-1で逆転勝利した。試合終了後に英『Liverpool Echo』にて「レンジャーズに思いを寄せる最大のファン、リオ・ファーディナンド」、「今夜リヴァプールのすべてのゴールでファーディナンドの表情を映す必要がある」など同氏をからかうリヴァプールファンのTwitterが紹介された。

マンUのほか、ウェストハムやボーンマス、リーズ、QPRに所属していたファーディナンド氏。レンジャーズは古巣ではないものの、マンUの象徴的な選手だった男にとってライバルのリヴァプールには思うところがあるだろう。その結果、レンジャーズのゴールに大きな喜びを見せた同氏だったが、最終的には相手のファンにからかわれる悔しい展開となってしまった。

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