マンUはもうELを優先すべき? 開幕3連敗&カゼミロ不発ならリーグ戦の後回しもありか

今季のマンUはトップ4を目指せるのか photo/Getty Images

リヴァプール戦での3連敗は避けたい

昨季リーグ戦6位フィニッシュとなり、チャンピオンズリーグへの出場権を逃したマンチェスター・ユナイテッドは、エリック・テン・ハーグ監督が今季から指揮官に就任。しかし、リーグ開幕から2連敗を喫しており、CL出場権奪回に向け、早くも暗雲が立ち込めている。

今夏に多くの選手が契約満了で退団しながら、MFカゼミロの獲得を決めるまで、新戦力を3人しか確保できていなかったマンU。それだけが原因というわけではないが、ブライトンとのプレミアリーグ開幕戦を1-2で落とし、続くブレントフォード戦では悲劇的とも言える4失点大敗を味わった。

英『Daily Mail』は、テン・ハーグ監督が、マンUの指揮官就任直後にリーグ戦開幕2連敗を喫した101年ぶりの監督となったことや、ブレントフォードがマンUに対して1938年以来の勝利をあげたという事実を取り上げながら、ここからマンUが巻き返しを図るための10のプランを紹介。その中の1つに、もうヨーロッパリーグに集中するべきだという意見がある。

同メディアは、たった2試合を終えただけでこんなことを言うのはおかしいかもしれないがと前置きしつつ、すでにELで優勝することが、来季のCL出場権を獲得するための最高のチャンスであるように思えると主張。ポット1に振り分けられる優位性がグループステージ突破の後押しとなるはずであり、2月の決勝トーナメント開始までに、テン・ハーグ監督が自らの役割を果たし、効率的で有効なシステムを構築することが望ましいとしている。

実際、マンU以外のビッグ6のクラブは、開幕2試合を無敗で終えており、2連敗を喫したのはマンU、ウェストハム、エヴァートンの3クラブのみとなっている。カゼミロの加入やテン・ハーグ監督の戦術浸透により、ここからリーグ戦で巻き返しを見せる可能性もあるが、次節リヴァプール戦の結果次第ではこういったEL重視の考え方もありなのかもしれない。

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