バイエルン移籍のマネはレヴァンドフスキの後釜? センターFWかウイングか悩ます起用法

バイエルン移籍が決定したマネ photo/Getty Images

昨季はリヴァプールでセンターFWも務めた

バイエルンはリヴァプールからサディオ・マネを獲得したことを発表。リヴァプールでエースの1人として得点を量産していた男は来季、ブンデスリーガへと挑戦することが決まった。

今季リヴァプールでは、前半戦は例年通りに左ウイングを務めていたマネだが、1月の移籍市場でルイス・ディアスが加入すると、3トップの中央で起用される。絶え間ないスプリント力と守備は最前線でも大きな存在感を発揮し、ロベルト・フィルミーノがケガから復帰後もマネがファーストチョイスとなるなど、彼の能力の高さが生かされていた。

攻撃陣の放出が噂されているバイエルンでは、どのポジションを務めるのだろうか。可能性としては退団の可能性が高いロベルト・レヴァンドフスキの後釜となる最前線か、左ウイングでの起用だろう。どちらでも高水準のプレイを見せてくれるマネだが、サイドでの起用が現実的かもしれない。
レヴァンドフスキは185cmの身長と強力なフィジカルを武器に前線でボールをキープすることにも長けていた。最前線のマネは、どちらかというと身体能力の高さを生かしてボールを前に運ぶスタイルだったため、攻撃の形は少し異なってくる。バイエルンはウイングのセルジュ・ニャブリも移籍が噂されており、後釜としてサイドでの起用も増えるはずだ。

ただ独『Bild』によると、ユリアン・ナーゲルスマン監督はマネの起用法についてウイングとセンターFWの両方で起用する可能性を示唆していると報道。昨季は公式戦で21ゴールを挙げたアタッカーを、ナーゲルスマン監督がどこで起用するのかも注目だ。

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