31歳でも大人気銘柄 “シティの特攻隊長”マフレズにビッグクラブからオファー殺到

シティの右サイドで抜群の切れ味を見せるマフレズ photo/Getty Images

プレミア屈指の右ウイングとなったマフレズ

リヤド・マフレズはマンチェスター・シティを去ってしまうのか。同僚FWのガブリエウ・ジェズスと並び、多くのビッグクラブが彼の獲得に興味を示しているようだ。

マフレズは2018年にレスターから加入して以降、4シーズンに渡ってマンチェスター・シティで活躍。ミラクル・レスターの一員だった2013-14シーズンも含めると、3度のプレミアリーグ制覇を経験している実績十分のアルジェリア代表ウインガーだ。

今季のマフレズはここまでリーグ戦25試合に出場。うち12試合は途中出場ながら11ゴールを決めており、ケビン・デ・ブライネと並んでチームのトップスコアラーとなっている。アシストもチーム4位となる5本を記録。ゴールやチャンスを生み出す能力に長けており、破壊力抜群の攻撃力を見せるシティのキーマンとなっている。

ジョゼップ・グアルディオラ監督からの信頼は厚く、重要な試合で先発を任されることも多い。先日のチャンピオンズリーグ準々決勝アトレティコ・マドリード戦ではホーム、アウェイともに先発出場を飾った。今季のチャンピオンズリーグでは10試合で6ゴール1アシストとリーグ戦以上の結果を残している。

仏『FootMercato』によれば、チェルシー、バルセロナ、レアル・マドリード、PSG、ACミランといったクラブがマフレズ獲得に興味を示している様子。現在マンチェスター・シティにはアーリング・ハーランドを獲得するのではないかという噂があり、2023年6月までとなっている契約期間を延長する気配のないマフレズは人気銘柄だ。

3バックを基本とするチェルシーを除けば、どのクラブも[4-3-3]や[4-2-3-1]といったウイングのポジションがあるフォーメーションをメインに採用。右ウイングに左利きの選手を起用したい監督も多く、マフレズのように能力のあるレフティーであれば、多くのクラブから興味を集めるのも当然と言えるだろう。

31歳といえばキャリアの下降線を辿リ始める選手も少なくない年齢だが、マフレズはここにきて再びビッグクラブへの移籍を実現させそうな勢いである。とはいえ現在はシティを欧州ナンバーワンのクラブにするチャンスが目の前までやってきている。マフレズ本人も今は移籍のことなど考えず、チャンピオンズリーグ制覇に向けて集中していることだろう。

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