合流間もないシャルクとすでに好連携 浦和の新助っ人FWの得点量産に必要な男は

清水戦で初スタメンとなった松尾 photo/Getty Images

シャルクはFC東京戦でデビュー

浦和レッズはJ1第8節でFC東京と対戦するも、ゴールは奪えず0-0に終わった。この試合で浦和デビューを飾った新助っ人がアレックス・シャルクだ。2トップの一角として入った男は、左サイドハーフの松尾佑介とのコンビでチャンスを作った。

試合を優位に進めるものの1点が遠い浦和は、81分に小泉佳穂に代えてシャルクを投入した。チームに合流したばかりのストライカーは、キャスパー・ユンカーと2トップを組み、左から積極的に仕掛けていく。

すると左サイドハーフに入った松尾といいコンビネーションを見せ、好機を演出する。松尾とのパス交換から左サイド深くまで侵入してシュートを放つなど、決定的なシーンも作り出した。

短い時間ながらスピードと技術力の高さを発揮したシャルク。連携面での難しさはあるかと思われたが、デビュー戦となった今試合は、松尾と息の合ったコンビを見せていた。スピードとドリブルを武器に左サイドで起点を作った松尾が、新助っ人の爆発へ鍵を握る存在となるかもしれない。

昨季スイス・スーパーリーグで二桁得点を記録したオランダ人ストライカーが、松尾との新コンビで得点を量産となればチームに勢いがつく。来週からはAFCチャンピオンズリーグが開幕し、タフな連戦が続いていく。実戦でどれだけ連携面の強化を図れるかがポイントとなってくるだろう。両者の活躍に期待したい。

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