マンUから武者修行へ向かったウルグアイの才能がピンチ 存在感薄れる20歳の運命は

アラベスで厳しい立場に置かれているペリストリ photo/Getty Images

レンタル先でゴールに絡めず

2020年夏、マンチェスター・ユナイテッドはウルグアイからひとりの快速アタッカーをチームに迎え入れた。その選手の名は、ファクンド・ペリストリ。まだ若い選手とあって少し時間はかかるかもしれないが、将来は彼がチームの前線で重要な役割を務めてくれると期待していた人も少なくないはずだ。

しかし、マンU加入から1年半の時間が経過したいま、ペリストリは武者修行先で苦しんでいる。2021年冬の移籍市場でリーガ・エスパニョーラのアラベスに向かい、そのレンタルを現在も継続している同選手。しかし、今季はここまで公式戦19試合に出場してゴールもアシストもいまだにゼロだ。現時点でアラベスはリーガ・エスパニョーラにおいて降格圏の18位に沈んでいるが、ペリストリはそのなかでもスタメン出場はたったの6試合となっている。

自慢だったはずのドリブルもリーガではなかなか通用せず、厳しい立場に置かれているペリストリ。今後もこの状況が続くようであれば、マンUへ戻って活躍するのは難しいと言わざるを得ないだろう。さらに、今冬マンUはリーベル・プレートに所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの獲得に動いていると英『Daily Mirror』などが伝えている。前線にまたも若い南米系の選手が加わるとなれば、ペリストリの立場はより厳しくなってくることも予想される。
そんなペリストリだが、果たして彼は今後この苦境をどのように打破していくのだろうか。ウルグアイ代表にも選出されているヤングスターはレンタル先で正念場を迎えている。

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