バイエルンの新星アタッカーは中盤で成長中 CLでもゴールを奪う18歳MF

中盤で起用されるムシアラ photo/Getty Images

ボランチの起用が増えるムシアラ

バイエルンはUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第6節でバルセロナと対戦。3ゴールを奪って圧倒し、3-0と勝利した。1得点を決めたジャマル・ムシアラはバイエルンで新境地を迎えている。

試合は2点リードで迎えた62分、アルフォンソ・デイビスが左サイドを突破してクロスを送る。中央で待っていたムシアラがゴールネットを揺らしてチームの3点目を奪い、勝利を決定づける一撃を決めた。中盤で待ち構えていたMFの今大会初ゴールで、GS突破を狙うバルサを圧倒した。

2019-20シーズンに17歳でトップチームデビューを果たしたムシアラ。スピードと高い技術力でサイドハーフや2列目を務めており、昨季も26試合に出場して6ゴールを挙げた。そんなムシアラは今季シーズン途中からボランチも経験。第12節のアウグスブルク戦で中盤で起用されると、その後もレオン・ゴレツカなどに代わり中盤に入り、コランタン・トリッソらとコンビを組んでプレイの幅を広げている。

バルセロナ戦でもボランチでスタメン出場し、効果的なパスで攻撃のリズムを作る。得意のドリブルも織り交ぜ、18歳ながらバイエルンで経験値をさらに上げているのだ。今後はサイドやトップ下だけでなく中盤でもチームの戦力になるユーティリティなプレイヤーとして、進化を続けていくかもしれない。

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