日本代表の“東京五輪コンビ”が安定感をもたらす? 中盤強化へキーとなる男は

田中碧の活躍に期待だ photo/Getty Images

最終予選で初招集となった田中

今季大きな飛躍を遂げた日本人プレイヤーがFIFAワールドカップのアジア最終予選での初招集となった。夏に川崎フロンターレからデュッセルドルフに移籍した田中碧だ。

川崎U-18からトップチームへ昇格し、主力としてチームを支えた田中。すると今夏はドイツへと加入が決まり、東京オリンピックへと挑んだ。オーバーエイジで選出となった遠藤航と、U-24日本代表で攻守にバランスのとれた中盤を形成。メダル獲得とはいかなかったものの、ベスト4まで勝ち上がる原動力となった。

そんなコンビがA代表でも見られるかもしれない。9月に行なわれたW杯最終予選では、遠藤と柴崎岳が2ボランチを組むも決定的なパスを供給できず。中盤から攻撃のスイッチを入れることができなかった。

アジアの強豪国との対戦となるが、“東京五輪コンビ”はどのようなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。田中であれば、柴崎よりも前線へパスを供給することができるだろう。フィジカル面でもドイツでの経験を発揮してくれるはずだ。むしろ東京五輪の時よりも成長した田中が、さらに強固なコンビへと築き上げていくかもしれない。遠藤との2ボランチに期待したい。

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