今季J1在籍選手の“シュート成功率”ランキング　A代表初選出のあの男の名も

2019年11月21日(木) 22時30分配信

今月、自身初となるA代表入りを果たしたオナイウ阿道 photo/Getty Images

TOP5に入った日本人Jリーガーは

今年も熾烈を極めているJ1リーグの得点王争い。現時点で得点ランキングの首位には横浜F・マリノスのFWマルコス・ジュニオール（15得点）、2位にFC東京のFWディエゴ・オリヴェイラ（14得点）、3位にF・マリノスの仲川輝人と清水エスパルスのドウグラス（共に13得点）がつけているが、この他にも数多くのアタッカーが今季のJ1リーグで躍動している。

そこで今回は、今季のJ1リーグ全18クラブの選手たちの決定力をランキング化。各選手が放った全シュートのうち何本が得点に結びついたかを“シュート成功率（％）”として算出し、ベスト5を作成した。得点ランキングとは異なる顔ぶれにご注目頂きたい。

なお、本ランキングで紹介している各選手のゴール数はJリーグ公式サイト、シュート数はスポーツデータサイト『Sofa Score』のもの。11月10日までに行われたリーグ戦で、25本以上のシュートを放った選手がランキングの対象となっている。

トップチーム加入1年目でありながら勝負強さが際立っている西澤 photo/Getty Images

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5位：西澤健太（清水エスパルス/MF）

シュート数：26本

ゴール数：7

シュート成功率：26.9％

清水エスパルス・ユースや筑波大学でのプレイを経て、今季開幕前に同クラブのトップチームに加わった西澤は、J1リーグ20試合出場で7得点3アシストを記録。リーグ第15節（横浜F・マリノス戦）と第16節（名古屋グランパス戦）の2試合連続で後半アディショナルタイムに決勝ゴールを挙げるなど、勝負強さが際立っている。相手最終ラインの背後への果敢な抜け出しや、丁寧かつ正確なシュートが特長だ。

F・マリノスのサイド攻撃を活性化させている仲川 photo/Getty Images

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4位：仲川輝人（横浜F・マリノス/FW）

シュート数：47本

ゴール数：13

シュート成功率：27.6％

昨季途中よりF・マリノスの右ウイングFWとして定着した仲川は、今季も切れ味鋭いカットインを連発。直近のリーグ戦6試合で4得点と、シーズン最終盤にむけて調子を上げてきている。今やJリーグ屈指のドリブラーへと成長した同選手が、F・マリノスに15年ぶりのリーグタイトルをもたらすのだろうか。

力強い長距離ドリブルに定評があるオナイウ阿道 photo/Getty Images

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3位：オナイウ阿道（大分トリニータ/FW）

シュート数：34本

ゴール数：10

シュート成功率：29.4％

今月に自身初となる日本代表（A代表）入りを果たしたオナイウ阿道は、持ち前のスピード感溢れるドリブルで大分の躍進に貢献。ラストパスの精度にも磨きがかかっており、今季のJ1リーグでチーム内3位のビッグチャンス創出数を叩き出している（6回、『Sofa Score』の統計）。今月19日に行われたベネズエラ代表戦では出番なしと、A代表デビューはお預けとなってしまったが、更なる成長に期待したいところだ。

現時点でリーグ戦の得点ランキング首位に立っているM・ジュニオール photo/Getty Images

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2位：マルコス・ジュニオール（横浜F・マリノス/FW）

シュート数：49本

ゴール数：15

シュート成功率：30.6％

攻撃的なポジションであればサイドや中央を問わずプレイできる器用さや、正確無比のワンタッチシュートに定評があるマルコス・ジュニオール。パスの受け手にも出し手にもなれるオールマイティーさも特長で、今やF・マリノスの攻撃に欠かせない存在となっている。仲川との息の合ったパス交換も相手にとって脅威だ。

今季も抜群の決定力を見せつけている興梠 photo/Getty Images

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1位：興梠慎三（浦和レッズ/FW）

シュート数：37本

ゴール数：12

シュート成功率：32.4％

J1リーグ史上初となる“8シーズン連続二桁得点”を成し遂げた興梠は、今季も巧みなフリーランニングで浦和の攻撃を牽引。身長175cmと比較的小柄でありながらポストプレイは相変わらず安定しており、相手DFの視界から消える動き出しも秀逸だ。今月24日に行われるAFCチャンピオンズリーグ決勝2ndレグ（アルヒラル戦）で、浦和を優勝に導くゴールを挙げることができるだろうか。

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