1試合平均1.3失点 アーセナルが74億円で守備再建へ

ユヴェントスへの移籍が噂されているベジェリン photo/Getty Images

気になる放出要員は……

ワトフォードへのローン移籍を経て、2014年にアーセナルに復帰したDFエクトル・ベジェリン。2016年11月に同クラブと長期契約を結んだ同選手だが、同クラブの来季のUEFAチャンピオンズリーグの出場権確保が危ぶまれていることから、移籍に傾倒しているとの見方が英『The Guardian』などで報じられている。

ユヴェントスへの移籍が噂されるなか、アーセナルが同選手の放出を本格的に検討していることが英『Daily Mail』で明らかに。今季のプレミアリーグで浮き彫りとなった脆弱な守備(今季の同リーグにおける1試合平均失点数は1.3)を問題視した同クラブの首脳陣が、当面の補強ポイントをセントラルMF、センターバック、及びGKに指定。ベジェリンをおよそ5000万ポンド(約74億円)の移籍金で売却し、その資金を元手に前述のポジションの補強に踏み切るとの見解が同メディアで示された。

現時点でベジェリンの本心は定かではないが、アーセナルが2季連続でUEFAチャンピオンズリーグの出場権を逃した場合、同選手が移籍を決断しても不思議ではない。同選手と同クラブ首脳の思惑が一致する可能性は充分にあるだろう。

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