ドルトムントは南野拓実ら若手軍団ザルツブルクに注意せよ! 平均年齢23.7歳のチームがELで躍動

ELで結果を出した南野 photo/Getty Images

ELベスト16で激突

FW南野拓実も所属しているオーストリアのザルツブルクは、ヨーロッパリーグ・ベスト16で日本代表MF香川真司擁するドルトムントと対戦することが決まった。日本のサッカーファンとしても南野VS香川の実現は非常に楽しみだ。その一戦を前に、独『90min』はザルツブルクを危険な相手だと特集している。

何と言っても特徴的なのは、ザルツブルクの若さだ。チームの平均年齢は23.7歳となっており、スタメンの中にも若手選手が数多く入っている。中盤では20歳のアマドゥ・ハイダラ、サヴェル・シュラーガー、22歳のディアディエ・サマセク、18歳のハンネス・ヴォルフも出場機会を得ている。

前線も同じだ。国内リーグで14得点、ヨーロッパリーグでも4得点を挙げている25歳のFWムナス・ダブールがチームの柱となっており、その相棒の座を23歳の南野、22歳の韓国代表FWファン・ヒチャン、25歳のノルウェー人FWフレドリック・グルブランドセンが争っている。同メディアはこの3人を同列と見ており、いずれも得点力を備えた実力者だ。
また相変わらず国内リーグでザルツブルクは実力が飛び抜けており、ここまで15勝7分1敗の勝ち点52で首位に立っている。2位のシュトゥルム・グラーツとは勝ち点差が7開いており、チャンピオンズリーグ出場権獲得へ毎試合が勝負のドルトムントに比べてやや余裕がある。国内リーグの状況を見てもザルツブルクはヨーロッパリーグの戦いに集中できるだろう。

ドルトムントも比較的若いチームだが、20代前半のタレントが数多く活躍するザルツブルクの躍進はまだ続くのか。両チームの対戦も見逃せない注目カードだ。


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