期待のFWはELに出場できず、守備は手つかず アーセナルの補強は問題だらけ?

アーセナルを率いるヴェンゲル photo/Getty Images

英メディアは昨夏からミスあったと指摘

今季のアーセナルは全体的にバタバタしている感が否めない。FA杯で格下のノッティンガム・フォレストに敗れるなどピッチ上のこともそうだが、英『Squawka』が問題視したのは補強だ。

同メディアは指揮官アーセン・ヴェンゲルが間違えたことと題し、昨夏からの補強の問題点をピックアップしているが、まずはFWアレクシス・サンチェス売却のタイミングだ。

アーセナルは昨夏のサンチェス売却を頑なに拒否し、今冬に入ってからマンチェスター・ユナイテッドMFヘンリク・ムヒタリアンとのトレードという形で手放した。しかしサンチェスが昨夏時点でチームに不満を抱えていたのは明らかで、ドレッシングルームの空気に悪影響を与えているのではとの意見もあった。

またサンチェス売却のタイミングが今冬に遅れたことで、代役探しも中途半端なものとなってしまった。ムヒタリアンは優秀なタレントだが、シーズン途中からの加入ではフィットするのに時間がかかってしまう。昨夏にサンチェスを売却していれば新チーム整備に時間をかけることもできただろう。

さらに今冬にはドルトムントからFWピエール・エメリク・オバメヤンを加えたが、オバメヤンは今季アーセナルの一員としてヨーロッパリーグに出場できないことになっている。期待のストライカーが加わったと思えばヨーロッパリーグで起用できず、サポーターもがっくりしたことだろう。加えてFWアレクサンドル・ラカゼットが負傷離脱し、オリヴィエ・ジルーをチェルシーへ売却したためにFWの選択肢がダニー・ウェルベックだけになっている。これでヨーロッパリーグを勝ち抜くのは困難だ。

前線に手が加えられる一方で守備的MF、センターバックの補強には手がつけられず、守備の脆弱性は今も続く問題だ。前線と守備陣の補強のバランスが合っていないことも戦略ミスと言えるだろう。バタバタしている今季のアーセナルは最終的にリーグ戦とヨーロッパリーグでどのような結果を残すのか。結果が出なければ批判は避けられない。

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