L・エンリケがチェルシー行きに本腰か 「彼は英語を勉強している」と元スペイン代表DF

昨季限りでバルセロナの指揮官を退任したL・エンリケ氏 photo/Getty Images

「彼はチェルシーというクラブにフィットする」

ローマやセルタの監督を歴任し、2014年より自身の古巣であるバルセロナの指揮官に就任したルイス・エンリケ氏。昨季限りで同クラブの指揮官を退任したものの、就任1年目で3冠(リーガ・エスパニョーラ、スペイン国王杯、UEFAチャンピオンズリーグ制覇)を成し遂げた功績は今もなお語り継がれている。

かねてよりチェルシーの新監督候補に挙げられているエンリケ氏だが、かつてスペイン代表DFとして活躍したアルベルト・フェレール氏がこの噂について言及。エンリケ氏がチェルシーでの指揮にむけて着々と準備を進めていることを明かした。米『ESPN』が伝えている。

「私が思うに、彼はチェルシーというクラブにフィットするだろう。あのクラブには何人かスペイン人選手も在籍しているからね。(プレミアリーグでの指揮にあたり)英語の習得が大事になってくるが、既に彼は英語の勉強に取り組んでいる。(監督が選手に)自分の考えをどのように伝え、それが選手たちにどう伝わるかは何よりも大切なことなんだ」
既にプレミアリーグ連覇が絶望的な状況であるほか、補強方針をめぐるアントニオ・コンテ現監督とクラブ首脳による確執の噂が絶えないなど、監督交代への気運が高まっているチェルシー。20日と来月14日に行われるUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16(バルセロナ戦)の結果しだいで、同クラブがエンリケ氏の招聘に踏み切る可能性も無きにしも非ずだろう。同クラブの動向に注目が集まる。




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