ディ・マリア、チアゴ・シウバのベンチに妻の不満も爆発? エメリの采配は正しかったのか

出場機会のなかったディ・マリア photo/Getty Images

経験ある2人より若手を優先

スター軍団を率いるのがいかに難しいのか。現在パリ・サンジェルマンを指揮するウナイ・エメリはそれを痛感していることだろう。昨夏にネイマールとキリアム・ムバッペを加えたチームは選手層が驚くほど厚くなっており、彼らが不満を感じないようにマネジメントするのは大変な仕事だ。

しかも不満を漏らすのは選手だけとは限らない。選手の家族が不満を露わにすることもあるのだ。エメリは14日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ、レアル・マドリード戦でFWアンヘル・ディ・マリアとDFチアゴ・シウバをベンチスタートとする決断を下した。ここ最近ディ・マリアは好パフォーマンスを続けていただけに、ムバッペよりディ・マリアを優先すべきではないかとの意見もあったのだが、エメリは19歳の若きアタッカーの先発にこだわった。

スペイン『MARCA』によると、この判断にディ・マリアの妻ホルヘリーナ・カルドソさんとチアゴ・シウバの妻イザベルさんがSNSで不満を漏らしている。イザベルさんは「戦術って何?」と書いており、カルドソさんは「ハードワーク、ゴール、アシスト、ベストフォームの答えがベンチだ」と、最近の夫の調子に関係なくベンチとなったことに満足できなかったようだ。カルドソさんはPSGを応援していることもアピールしているのだが、エメリの判断に納得していないのは明らかだ。
しかも2人とも出場機会が全くなかった。チアゴ・シウバは別としても、攻撃にアクセントを加えるために好調のディ・マリアを投入することはできたはずだ。チアゴ・シウバの経験よりもプレスネル・キンペンベの若さ、好調のディ・マリアより世界最高の10代選手ムバッペに賭けたエメリ。しかし敗北してしまったことで選手の妻から口撃される結果となってしまった。

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