大型FWなのにサイドで守備に走る ユーヴェに欠かせぬマンジュキッチ「ワイドの仕事を楽しんでいる」

ユヴェントスのマンジュキッチ photo/Getty Images

運動量豊富にチームに貢献

現在ユヴェントスでプレイするFWマリオ・マンジュキッチは実に珍しいタイプのストライカーだ。本来は最前線でサイズを活かしてターゲットマンになる選手だが、ユヴェントスではサイドで起用される機会がほとんどだ。そこで豊富な運動量を活かして攻守に上下動しており、大型FWとしては実に珍しい選手と言える。

指揮官マッシミリアーノ・アッレグリもマンジュキッチの働きには大いに助けられているが、マンジュキッチもその役割を嫌がっていない。伊『sky SPORTS』によると、マンジュキッチはアッレグリの下でプレイすることを楽しんでおり、ワイドな位置からチームを助けることにも手応えを感じているようだ。

「役割?僕はワイドの仕事を楽しんでいるよ。ワイドな位置からでも相手ゴールに迫ることは可能だ。ストライカーでも、守備面にも注意を払わないといけない。アッレグリは僕にとって欧州最高の指揮官の1人さ。近年の彼の成績は印象的だし、彼と一緒に仕事ができてハッピーだ」
当たり前のようにサイドの守備に戻り、ビルドアップ時にはターゲットマンにもなり、相手のサイドバックとマンジュキッチをぶつけるやり方は非常に効果的だ。セットプレイでも高さを活かすことができ、今ではユヴェントスで最も欠かせぬ選手の1人と言えよう。

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