ローマは後悔せずにはいられない サラー1人の得点でFW全員を上回る

トッテナム戦で得点を決めたサラー photo/Getty Images

リヴァプールでサラーが大爆発

今頃ローマは後悔しているだろう。昨夏リヴァプールに売却したFWモハメド・サラーがすでに28得点と大暴れしているからだ。

リーグ戦ではトッテナムFWハリー・ケインと激しい得点王争いを展開しており、ウイングのサラーがこれほどゴールを決めてくると予想していた者は少なかったはずだ。一部ではバルセロナFWリオネル・メッシと比較する声まで挙がっており、25歳のエジプト代表アタッカーの評価は急上昇だ。

伊『Calciomercato』もローマが後悔しているはずと伝えている。現在ローマは得点力不足に苦しんでおり、トップ5の中では最も得点が少ない33点に留まっている。ユヴェントスが59得点、ラツィオが58得点奪っていることを考えると、ローマの得点力不足は深刻だ。
ここまではエディン・ジェコが13点、ステファン・エル・シャーラウィが7点、ディエゴ・ペロッティが5点、パトリック・シックとジェンギズ・ウンデルが1点ずつ奪っており、同メディアはFW登録の選手が27点しか奪えていないと指摘。サラーの今季合計の28得点より少ないことを嘆いている。

何よりサラーは昨夏3450万ポンドの移籍金でリヴァプールに移籍しており、近年の市場の傾向を考えるとかなりお得な価格だ。仮にサラーが昨季の時点でメッシと比較される存在になっていれば、移籍金はもっと上がっただろう。移籍金の回収、さらには得点力不足とローマにはダブルでショッキングな事態となっている。

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