Newボヌッチ、ファーディナンド!? マンCが”ペップ流”に合う現代型センターバック獲得に迫る

マンC移籍近づくラポルト  photo/Getty Images

ペップの要求に応えられるレフティー

後方から攻撃を組み立てていくスタイルを好むジョゼップ・グアルディオラにとって、現在マンチェスター・シティが獲得に迫っているとされるアスレティック・ビルバオDFアイメリック・ラポルトは理想的な人材と言えるのではないか。

ラポルトは189cmと長身の選手ながら足下の技術が柔らかく、以前から繋げるDFとして高い評価を受けていた。現在はマンC移籍が近いと言われており、ニコラス・オタメンディや負傷の多いヴァンサン・コンパニに代わる存在になることが期待される。

ラポルト最大の特長は精度の高い左足だ。今季ラポルトはリーガ・エスパニョーラでプレイするDFとしては最多となる124本のロングパスを蹴っており、成功率は62.7%を記録している。昨季プレミアリーグのDFで最も高い数字を記録したのはトッテナムのトビー・アルデルヴァイレルトで56.3%だったため、ラポルトはプレミアでもトップクラスのキック精度を誇るDFということになる。
英『Squawka』はグアルディオラが高く評価していたミランDFレオナルド・ボヌッチを思わせるところがあると伝えており、グアルディオラの志向するスタイルにぴったりの選手と言えるのではないか。加えてラポルトは23歳の年齢ですでにリーガ・エスパニョーラの出場試合数が200を超えている。センターバックでこれだけの経験値がある若手は魅力的だ。

同メディアは24歳でマンチェスター・ユナイテッドに加入した元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏を思わせると伝えているが、同氏も24歳時点でウェストハムとリーズ・ユナイテッドで200試合に出場していた。加えてロングフィードも得意で、ラポルトと被る部分があると捉えられている。

左利きなのも特徴的で、同じく23歳のジョン・ストーンズとのコンビは将来性もあって魅力的だ。繋げるセンターバックを左右両方に配することになり、グアルディオラにとっては理想的なコンビとなるかもしれない。

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