超大激戦区! ブスケッツ、カンテ、ポグバ、現世界最高のセントラルMF”トップ10″

マンUのポグバ photo/Getty Images

1位に選ばれたのは……

現代のサッカー界で非常に重要視されるポジションがセントラルMFだ。以前よりも求められる仕事は明らかに増え、攻守両面での高い能力に加えて運動量やパワーも必要だ。欠点の少ないパーフェクトプレイヤーが現代では求められている。

では、この激戦区の中盤で現在世界最高と評価されるのは誰なのか。英『FourFourTwo』はセントラルMFを担当できる選手でトップ10を作成しており、最も優れた中盤の支配者を選出している。

10位:カゼミロ(レアル・マドリード)
主にアンカーを担当するカゼミロは、とにかくボール奪取に優れる選手だ。中盤の1対1で負けるケースは少なく、パワーもある。指揮官ジネディーヌ・ジダンの下で大きく評価を高めており、世界トップレベルのボールハンターなのは間違いない。

9位:マルコ・ヴェッラッティ(PSG)

アンドレア・ピルロ2世の呼び声もあるヴェッラッティは、PSGの中盤をコントロールする絶対的な司令塔だ。プレスを受けてもボールを失うケースは少なく、意図のあるパスを正確に繋げることができる。

8位:ダビド・シルバ(マンチェスター・シティ)

マンCの頭脳であるダビド・シルバも外せない。とにかく好不調の波がほとんどなく、ボールを奪われるケースは皆無に等しい。パワーのあるタイプではないが、サッカーIQの高さは世界トップクラスだ。

7位:セルヒオ・ブスケッツ(バルセロナ)

バルセロナの心臓であるアンカーを長年にわたって担当しているブスケッツは、まさにバルサが求めていた理想的なアンカーだ。テクニックがあるのはもちろん、読みも鋭くサイズもある。バルサのサッカーを完成させるうえで絶対に欠かせない。

6位:トニ・クロース(レアル・マドリード)

同メディアはクロースがいなければレアルは同じチームではないと伝えているが、まさにその通りだろう。ドイツ代表、レアルと中盤には優れた素質を持つライバルが数多くいるが、クロースだけは常に安全圏にいる。どこに行っても絶対に外せない選手の1人だ。

5位:イスコ(レアル・マドリード)

トップ下なども担当するイスコが高評価だ。今ではレアル、スペイン代表のキーマンとなりつつあり、そのテクニックは異常なレベルにある。代表でアンドレス・イニエスタの後を継ぐにふさわしい選手と言えるだろう。

4位:ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)

期待が大きすぎるために批判を受けることもあるが、ポグバの能力も異常だ。何より190㎝を超えるサイズがありながら、柔らかいテクニックにしなやかなスピードを併せ持っているのは大きい。このような選手は現代でもほとんど存在しない。まさに特別な選手だ。

3位:エンゴロ・カンテ(チェルシー)

そのポグバを抑えてトップ3に入ったのがカンテだ。カゼミロ同様に守備的MFの存在価値を再び高めたのがカンテで、現代屈指のボールハンターだ。小柄な選手だが相手の懐に入るのが上手く、面白いようにボールを奪ってしまう。運動量も抜群で、こうしたタイプの選手がチームに1人は必要なのだ。

2位:ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)

黄金の中盤を誇るレアルにおいてクロースとイスコ以上に高い評価を受けたのがモドリッチだ。なぜか簡単に相手をかわせてしまうドリブル、正確無比なパスと、ポゼッションサッカーを完成させるなら絶対に必要なタイプの選手と言える。クロアチア史上最高の選手との呼び声もあるが、その評価も妥当だろう。

1位:ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)

この激戦の中盤で1位に選ばれたのはデ・ブライネだ。今やバロンドール候補とも言われるデ・ブライネはマンCで驚異の能力を発揮しており、ジョゼップ・グアルディオラの下で飛躍的に成長している。ピンポイントパスでアシストを量産し、強烈なミドルシュートも打てる。ドリブルで相手を外すこともでき、まさにパーフェクトなセントラルMFと言えよう。


この10人を改めて見ると、人によってトップ10の顔ぶれや順位が変わってくるのではないか。そう思わせられるほど実力者が揃っている。現代サッカーにおいて最も脚光を浴びるポジションと言えるかもしれない。同メディアはデ・ブライネを1位に選んだが、このトップ10は他のポジションより明らかに大接戦だ。

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