恐ろしいまでの”強豪潰し” コロンビアのエースが魅せる驚異の勝負強さ

バイエルンで躍動するハメス photo/Getty Images

バイエルンで着実に状態を上げる

バイエルンにレンタル移籍してから徐々に調子を上げてきているコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスだが、恐ろしいのは強豪相手の成績だ。

例えばブンデスリーガ第5節シャルケ戦では、先制点に繋がるPKを獲得。さらに自らも得点を決め、後半にはアルトゥーロ・ビダルの得点を華麗にアシストしている。その後も強豪潰しは続き、ライプツィヒ戦でも得点を記録。ドルトムント戦ではアリエン・ロッベンのゴールを巧みにアシストし、チャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦では華麗なクロスからコランタン・トリッソのヘディングゴールをアシストしている。そしてレヴァークーゼン戦では直接フリーキックを沈めた。

スペイン『MARCA』はハメスが強豪チーム相手に委縮することがないと伝えており、コロンビアのエースは重要なゲームでこそ能力を発揮する勝負強さを持っている。現在苦しんでいるレアル・マドリードに最も必要な能力ともいえるだろう。
そのハメス擁するコロンビアと日本代表はロシアワールドカップのグループステージ初戦で激突する。4年前のハメスも怖い存在だったが、今のハメスは経験も積んでさらに恐ろしい選手になりつつある。日本はコロンビアから見れば強豪ではないものの、ハメスが大一番で力を発揮することを考えればワールドカップ初戦も大いに警戒すべきだろう。

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