FC東京が2018年新体制を発表。OBの石川直宏、羽生直剛がクラブスタッフに

クラブ創設20周年を迎えて、長谷川健太新監督のもとタイトル獲得を目指す

クラブ創設20周年を迎えて、長谷川健太新監督のもとタイトル獲得を目指す

ディエゴ・オリベイラ(中央右)、大森(中央左)などFC東京の新戦力がお披露目された。Photo/theWORLD

13日、J1のFC東京が調布市内のイオンシネマ シアタス調布で「2018FC東京新体制発表」を行った。会場には350名のソシオ会員を集め、さらにはクラブの公式SNSで生配信されるなか、長谷川健太監督を筆頭に、ディエゴ・オリベイラ、富樫敬真、大森晃太郎など新加入選手がお披露目された。

昨シーズンを13位で終えたFC東京にとって、今シーズンは巻き返しを図る1年になる。長谷川健太監督は「ポテンシャルがあるクラブ、可能性があるクラブに呼んでいただきました。シーズン終盤にみなさんと喜べる戦いをしていきたい。期待に応えるべく、タイトルを取るために戦っていきます」と力強くコメント。ディエゴ・オリベイラも「ビッグチームにオファーをいただき、加入できてうれしい。チームに貢献し、タイトルを取りたいです。私はそのために(FC東京に)来ました」と決意を語っている。

また、昨シーズンで現役を引退した2人、石川直宏、羽生直剛(昨年はジェフ千葉所属)のクラブスタッフ入りも同時に発表されている。石川直宏はクラブコミュニケーターとして、現場とフロント、現場とサポーター、フロントとサポーターといった各部署を繋ぐ役割を務める。羽生直剛は強化部のスカウト担当として、それぞれ新たなスタートを切ることになった。
「引退を決意したときに、今後どのようにFC東京と関わっていくか考えました。このクラブには“一体感”が必要で、いろいろなカタチで自分が人と人を繋げる架け橋になれればと考えています」(石川直宏)

「今年はまだ何もわからず、トライ&エラーの1年になると思います。期待に応えられるように、現役時代と同じように豊富な運動量で駆け回り、人と人を繋ぐことに全力を尽くします」(羽生直剛)

FC東京は2018年10月にクラブ創設20周年となることから、今年1年を通じてさまざまな「20周年記念事業」を計画している。節目となるシーズンを迎えて、監督、コーチ、トレーナーなど現場スタッフが刷新され、フロントには現役を引退したばかりのフレッシュな両名が加わった。2018年のFC東京はどんな成績を残すのか──。選手の顔ぶれから判断すると、昨シーズン以上の成績は残さないといけないだろう。

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