モンバエルツ監督、横浜で有終の美を飾れるか!? C大阪との元日決戦で勝利誓う

意気込みを明かしたモンバエルツ監督 photo/Getty Images

「何としても勝ちたい」

23日に天皇杯の準決勝が行われ、柏レイソルとの120分間の激闘を2-1で制した横浜F・マリノスが、1月1日に行われる決勝へコマを進めた。

試合後、インタビューに応じた横浜のエリク・モンバエルツ監督は「非常にインテンシティの高い、両チームともに自分たちの力を出し合った好ゲームだった」とコメント。クラブの公式サイトが伝えている。

そして「前半、いいスタートをしたのですが、相手の素晴らしいシュートで先制されてしまいました。前半は相手に押される展開が長く続き、柏が非常にボールポゼッションに優れて、良いプレイをしていたと思います」と相手を称賛しつつ「ただ後半に関しては、我々がある程度ゲームをコントロールでき、特に伊藤翔が入って攻撃面が活性化。2トップになったことで、戦術的な変更がうまくいきました。ボールをよりキープできて、攻撃のチャンスをつくることができました。そして、自分たちの素晴らしく美しいゴールで同点に追いつくことができた」と振り返った。
延長戦については「難しい展開になりました。やはり選手に疲労が。しかしベンチにスピードのある選手がいたので、自分たちは交代によって、きっと違いを出せるだろうと考えていました。そのスピードのある遠藤が入って、素晴らしいアクションからの勝ち越しのゴール。ゲームの最後の方は、自分たちに運もあったと思いますけど、非常に素晴らしいゲームができたと思います。決勝に向けて、この勢いを生かして、良い準備をしていきたい」と述べている。

横浜は先日、元オーストラリア代表指揮官のアンジェ・ポステコグルー氏が来季のチームを率いると発表した。そのため天皇杯の決勝、セレッソ大阪戦が自身にとって横浜でのラストマッチとなるモンバエルツ監督は「私の最後のゲームになるというのは確実なことで、間違いありません」と退団を認めた上で「今シーズン苦しめられているC大阪に、何としても勝ちたいという思いです。勝つためには、自分たちのプレイの質を最大限に高めて、最大のパフォーマンスを出すということが必要。もちろんC大阪のことはリスペクトしていますが、自分たちはC大阪を倒せるクオリティを持っていると信じています」と勝利を誓った。

はたして、モンバエルツ監督は横浜で有終の美を飾ることができるのか。運命の決勝戦は、1月1日の14時40分にキックオフされる予定となっている。

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